気付けば師走。今年は特に早い。
さて昨年夏に始まった当社移転先(兼自宅)のリノベーションは今春あらかたの工事を終え、お陰様で今は落ち着いた生活を送っています。
写真① 寝室兼リビング
今回のこの計画では工事に関する全ての選択と決定をを自ら行いましたので悩む事も多く、作業がなかなか思う様に進まない部分もありましたが、構造やしつらえの細部に至るまで大工さんや業者さんと一緒に考えて時間をかけて進められたおかげで建物への愛着がより増した気がします。
写真② ダイニングキッチン
日々に追われていると、衣食住に関するあらゆる意思決定を効率良くこなしたくなり、予めパッケージ化されたプランを選んだり出来合いの物で済ませてしまい、細かい部分に意識が向きにくくなってしまいがち。
写真③ 事務所
生活の全てが効率的である必要は無く、あえて不便さを受け入れて生活する事もそれはそれで生きる力に繋がるのでは無いかと思う訳です。
便利な物も良いし不便な物もまた良さがあり、
新しい物も良いし古い物もまた良い。